ものづくり概論

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指定された形に紙を折る機械を製作し、その成果をメンバーとともに発表する
指定された形に紙を折る機械を製作し、その成果をメンバーとともに発表する

 構造、機構、製図・CADについて演習を交えて学びます。構造の回では、身近にある素材を使って、ミニチュアの建築物を製作し、最後に強度の評価を行います。シンプルさや軽さは、頑丈さと相反することのようにも聞こえますが、形を工夫することで、それらの両立も可能です。教員は初め多くの事を言わないので、各班でオリジナリティの高い作品が並びました。機構の回では、動力を持つ試作機を簡単に作製できるレゴロボットを使っています。愛媛県の特色である紙を意識して、紙を折る・曲げる、紙紐を結ぶなどの難しい作業を機械に自動で行わせるためには人のやり方を真似するだけではいかないようです。各班の創意工夫には、教員も心を動かされています。CADの回では、製造業での設計に必須となっている技術を学びます。コース配属志望でない学生にとっても、空間認識力が高まり、イメージを具現化するスキルを身につけます。3D-CADも導入しています。